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★北京五輪の入場券発売、注文殺到でシステムダウン
北京（ＡＰ） 来年の北京五輪の国内向け入場券の販売が３０日、中国で始まった。先着順と
いうこともあって申し込みが殺到し、コンピューターシステムが機能しなくなるトラブルが発生
した。
北京五輪組織委員会によると、インターネットの入場券販売サイトには、発売から１時間で
約８００万回のアクセスがあり、購入申し込みは１秒間に２０万件を超えた。電話での申し込みは、
最初の１時間で２００万件以上あった。
組織委はウェブサイトで、「販売システムのスピードは比較的低速」「現在は一時的に利用不可。
中国銀行の支店や電話での購入希望者は、後ほどやり直すように」と通知。問題の対処に努めて
いるとし、利用者に対しては辛抱強く待ち、販売サイトに何度もアクセスしないよう呼びかけている。
発売から８時間以上たった時点でも、販売サイトには、混雑のため時間をおいて訪れるよう
指示するメッセージが出ていた。一方、販売窓口への電話は、ほぼ１日中、通話中だった。
この日売り出された入場券は１８５万枚。このうち何枚が無事に販売されたかについては不明だ
が、組織委は販売開始から２時間で約９０００枚の売買が成立したとしている。
今回のトラブルについて組織委は、入場券販売部門がコメントを拒否している、と話している。
2007.10.30 Web posted at: 22:07 JST - AP
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北京市内の中国銀行本店には400人以上が詰め掛けたが、3時間たっても20人程度しか手続き
できず、「いつまで待たせるんだ」と不満の声が上がった。
組織委入場券センターの容軍主任は中国中央テレビに対し「システム作動が遅くなっている」と
認め、「忍耐心を保ってほしい」と呼び掛けた。
10月30日16時31分配信 時事通信 ※一部抜粋
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