07/10/30 20:45:13 noD9lJjZ0
2ちゃんでは「JASRAC=叩くもの」という捉え方があまりにも一般的になりすぎたせいか、一部に行き過ぎた誤解がある。
その1
【誤解】JASRACのせいでコピーバンドの活動が阻害される。
→通常はライブハウス側が著作権使用料を支払っている。
【誤解】JASRAC管理曲でなければ自由に使ってよい。
→著作権が存続している曲であれば、それぞれの著作権者の許諾が必要。
【誤解】洋楽であればJASRACは関係ない。
→洋楽であっても、国際条約および日本国著作権法に基づく著作権が発生する。その著作権を、その洋楽の本国の著作権管理団体と提携して、JASRACが管理している場合がある。
【誤解】自分の曲を自分で演奏しても使用料を払わなければいけないのはおかしい。
→今は手続すれば免除される。ちなみにこれは玉木氏の功績。信託すると自由に使えなくなることがあるというのは著作権管理、JASRACの業務、などに関わらず一般的なこと。
【誤解】私的録音補償金はJASRACが回収している。JASRACに返還請求しようぜ。
→私的録音補償金は私的録音補償金協会(sarah)が徴収している。返還請求もsarahにする。
【誤解】CDの価格が海外に比べて高いのはJASRACのせいだ。
→著作権料はCD価格の6%。JASRACが受け取る手数料はCD価格の6%のさらに7%。JASRACが徴収をやめても、3000円のCDならば2820円にしかならない。他の原因を探せ。