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★創価学会会長が聖教新聞で「自民党離れ」を示唆
我らは「人物本位」で政治家を評価―。公明党の支持母体、創価学会の機関紙「聖教新聞」
10月4日付に、こんな見出しの記事が掲載され、政界関係者の話題を呼んでいる。
記事は創価学会創立80周年に向けた座談会で、原田稔会長をはじめ正木正明理事長ら6人の
幹部が出席。福田内閣の発足について原田会長が「期待する声、厳しい注文の声等々、国民の
反応はさまざまだ」と指摘。別の出席者が「我が創価学会は、あくまで『人物本位』だ」(正木氏)、
「我々は政治団体じゃない。どの政党、どの議員を支持しようが全く自由だ」(山本武副理事長)
と強調。さらに正木氏は「特にさんざん応援をしてもらいながら大恩ある支持者を裏切る。
逆恨みする。悪党と結託して牙をむく。そういう恩知らずどもとは徹底的に戦おう」と、選挙協力を
した自民党を批判したとも受け取れる発言をしている。
同記事には、激しく対立してきた共産党について、1974年に結んだ「創共協定」を引き合いに、
「池田大作名誉会長は、あれだけ学会を目の敵にしていた共産党とも協調した。どれほど幅が
あるか。懐が深いか」などとも書かれている。
創価学会は将来、自民党が野党に転落し、民主党を中心とする反自民勢力結集の動きが出てくる
ことを想定して、戦略を再構築し始めたのではとの憶測も出ている。
月刊「FACTA」 2007年11月号
URLリンク(facta.co.jp)
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