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★オチンチン「割礼」賛否めぐり米国で議論沸騰
・“割礼大国”の米国では1980年以降、手術を受ける男児が減少。しかし、近年、
「性感染症などの予防に有効」とメリットを強調する研究が発表され、割礼の是非を
問う議論が白熱している。
米国立病院によると、30年前、米国で割礼の手術を受けた新生児は90%に達して
いたが、99年には約60%まで減少。ちなみに、世界では15%の男性が割礼をして
いるという。
米小児科学会は「割礼は健康上、有益である可能性もあるが、必ずしも必要ではない」
と中立の立場をとっている。このため、16州ではメディケイド(低所得者と身体障害者
向けの医療扶助制度)の対象から、割礼の手術を除いている。
しかし、今年2月、米国立衛生研究所が医学雑誌『ランセット』に「アフリカに住む7500人の
男性を調べた結果、割礼が異性間の性交渉によるエイズウイルス(HIV)の感染率を
約60%低くすることが分かった」と発表。また、割礼をした男性は性感染症のリスクが
半分になるという研究も『小児科学』に掲載されている。
一方、割礼反対派は「痛みが強く、心理的、性的トラウマになる」と主張。マーク・D・
レイス医師は「両親といえども、子供のためにならない手術を受けさせる権利はない」
と話す。
ペンシルベニア州ジェンナーズビルに住むアルテムス夫妻は(27)数カ月間、さまざまな
意見を検討した結果、息子に割礼手術を受けさせた。妻のサラさん(27)は「息子には
父親と同じ姿であってほしかった」と動機を語っている。
(デラウェア州ウィルミントン クリスティーン・ファッチョーロ)
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