07/10/26 12:19:28 0
★さらばプレステ3 業界もWiiシフト加速
・ソニーと任天堂が25日に発表した平成19年度上半期(4~9月)のゲーム機世界販売
台数は、ソニー「プレーステーション3(プレステ3)」が202万台、任天堂「Wii」が733万台。
プレステ3はWiiの3割にも満たない。累計販売台数でもWiiの1317万台に対し、プレステ3は
559万台と半分以下に沈み、ソニーの苦境が一段と鮮明になってきた。
ソニーの大根田伸行執行役は同日、東京証券取引所で9月中間決算を発表し、「若干下回る
可能性はあるが、通期1100万台の目標は変えない」と、目標達成を死守する考えを示した。
実現には、半年で上半期の4倍以上の900万台近くを販売しなければならない。
背水の陣で臨む年末商戦に向けて日米欧で値下げを断行。日本での価格は5000円値下げ
したほか、11月に機能をしぼった廉価機種も発売する。
さらに、年末には人気ソフトが相次ぎ投入される予定で、販売が上向くことは間違いない。
ただ、今年度上半期のソニーのゲーム事業の営業損益は約1280億円の赤字に陥り、業績の
足を引っ張っている。もし目標達成できなければ、ゲーム事業の戦略見直しを迫られることになる。
一方、任天堂は笑いが止まらない。
任天堂の森仁洋専務も同日、大阪証券取引所で決算発表し、「ニンテンドーDSもWiiも
女性購入者が過半数に達するなど、新しいユーザー層を獲得できた」と自賛した。
世界累計販売台数も9月末で5364万台と5000万台を突破した。
ソニーは従来の延長線上でゲーム機の高性能を追求したが、任天堂は手軽さで対抗した。
たくさんのボタンを器用に押さなければならなかった従来のゲーム機が、一部のマニアのもの
だったのに対し、Wiiは棒状のコントローラーを振って身体を動かすことを楽しむようにして親子や
高齢者にも利用層を広げた。
カプコンがPS3向けで発売を予定していた人気ソフトの最新作「モンスターハンター3」を
Wii向けに変更するなど、“勝ち馬”に乗ろうとするソフト業界の動きも出はじめ、任天堂の
リードが簡単に縮まる気配はなさそうだ。(一部略)
URLリンク(www.iza.ne.jp)