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厚生労働省は26日、病院や診療所の経営状況を調べた医療経済実態調査の速報値(2007年6月時点)を
中央社会保険医療協議会に報告した。病院長らに加え、今回初めて医療法人などの形態の開業医が給料などの
形で受け取る月収を調べた。
給料に賞与分を加えた平均月収は、05年6月時点の調査と比べて民間(医療法人)病院の院長が3・5%増の
259万円と最も高く、個人開設を除くベッド数20未満の民間診療所の院長である開業医の230万円(ベッドあり)、
207万円(ベッドなし)が続く。民間診療所院長全体では211万円で、勤務医の中では最も高い民間病院医師の
134万円の1・6倍だった。
実態調査は通常、2年ごとにある診療報酬改定の前年に実施し改定の基礎資料とされる。厚労省は08年度
改定で、開業医に休日・夜間診療を促す一方、医師不足が厳しい病院勤務医の待遇を改善する方針を示している。
2007/10/26 11:00 【共同通信】
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