07/10/25 21:42:57 0
防衛省の元務次官である守屋武昌氏を巡るスキャンダルが、いま世間で大きな注目を集めている。
彼は、事務次官の時代から、あるいはそれ以前から、「山田洋行」という武器専門の商社の元専務
(現在は「日本ミライズ」という会社の社長)である人物(ここでは名前を「ミスターM」としておく)と、
140回とも150回ともゴルフに行っていたという。(中略)
さらにもう一つこの事件には裏がある。
実は日本ミライズ社長のミスターMの下にもうひとりの人物がいる。この人物が色々と画策をしている。
検察は、ミスターMと同様に、この人物にも注目している。
彼がどこにつながるかというと、沖縄だ。
沖縄の普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沖への移転に関しては、様々なスキャンダルが
噂されている。なぜ名護市辺野古沖に移転することになったのか。移転の裏にあるのは全部「利権の
構造」だと言われている。今回事件で検察が本当に注目しているのは実はこちらなのだ。
沖縄県第1区の衆議院議員、下地幹郎さんが自民党議員だったときに、彼が下地島へ持っていこうとした。
あるいは嘉手納基地へ持っていこうとした。そのとき大反対が起きた。特に、旧・経世会、現在の平成
研究会が「冗談じゃない」と反対したとされている。
名護市以外の場所への移転案が出ると、「沖縄県民との約束が崩れる」と、大反対が起こった。
その反対の中心になったのはこの平成研といわれている。だが、それは約束というよりは「せっかく
できあがった利権の構造が崩れる」ということではないのか。
検察が狙っているのは、平成研ではないのかといわれている。平成研の、ある幹部を検察は
狙っているのではないのかというのだ。もしそのようなことばあるとすれば、そこへ行く途中で、
多くの防衛族の名前が出てくることになるだろう。さあ、そこへ行き着くことになるのかどうか。
これが今回の事件で注目しておくべき点である。仮にそうした事態が進行していきそうになったら、
多くの政治家や防衛省関係者が阻止しようと動くことが起こるかもしれない。(後略)
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)