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地下倉庫から「存在しない」とされた薬害肝炎患者の個人情報資料が見つかった
東京・霞が関の厚生労働省に23日午後、民主党の菅直人代表代行らが突然押しかけ、
“大立ち回り”を演じる一幕があった。
菅氏の目的は、地下倉庫の視察。
「関係者以外は立ち入り禁止です」と注意する厚労省職員をすり抜けて菅氏は強引に地下へ。
職員や報道陣、警備員が入り乱れてもみくちゃになりながら倉庫を探し回った。
平成8年に10カ月間、厚相=当時=を経験したこともある菅氏だが、
乱入を阻止しようとする中年職員は「あなたはだれですか?」と、不審者扱い。
これにムッとした菅氏は「国会議員は中に入ったらいけないのか!!」と、
職員を強引に押しのけて地下3階に向かう階段を見つけ出した。
倉庫は施錠されていたため、菅氏は舛添厚労相に携帯電話をかけて直談判後に、
リストのあった医薬食品局の倉庫を扉の外側から視察した。
菅氏は記者団に「(薬害エイズの)教訓が生かされていない。厚生省が意図的に組織的に
この問題を隠そうとしている。舛添厚労相が試される場面がきている」と意気揚々。
しかし、強引な行動に、厚労省職員からは「パフォーマンスが過ぎる」との声も。
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