【社会】 加古川の女児刺殺事件、なぜ搬送先が神戸市須磨区だったのか・・・医師不足による救急医療体制の脆弱さat NEWSPLUS
【社会】 加古川の女児刺殺事件、なぜ搬送先が神戸市須磨区だったのか・・・医師不足による救急医療体制の脆弱さ - 暇つぶし2ch1:四苦八苦φ ★
07/10/22 17:08:41 0
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)

 加古川市の女児刺殺事件で、救急隊による女児の搬送先が
現場から三十キロ以上離れた神戸市須磨区の兵庫県立こども病院だったことに、
加古川市や神戸新聞社に「なぜ近くの病院に運ばなかったのか」と疑問の声が相次いでいる。
背景には小児科医不足の影響を受ける県の小児救急医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さがあり、
同市消防本部は「現状では最善の搬送だった」と説明する。

 同本部によると、救急隊の現場到着は通報から二分後の午後六時八分。
隊員は左胸部の傷を見て命の危険があると判断、同十二分に県災害医療センターのドクターカーを要請し、神戸方面へ出発した。
その後、第二神明道路で同三十八分にドクターカーと合流し、応急処置をしながらこども病院に着いたのは同五十一分だった。

 しかし、こうした対応に疑問の声が相次ぎ、本紙「イイミミ」にも約十件が寄せられた。
同市の主婦は犯人が捕まらないことに加え
「なぜこども病院なのか、みんな驚いている。加古川には大きな病院が複数あるのに」と指摘する。

 小児を含む県の救急医療体制では、今回の女児のように、生命の危機にある重篤患者は、二十四時間対応の「三次救急医療機関」に運ぶ。
三次は県災害医療センターをはじめ、県内六ブロックに各一カ所の計七病院。小児はこれに、こども病院も加わる。

 重篤患者のうち、大人は地域内の「三次」で対応できることが多い。
しかし小児の処置は成人とは違った体制が求められるため、三次でも対応できないケースが多く、搬送先がこども病院に集中している。

 外傷による小児の緊急手術の場合、小児外科医をはじめ、子どもの麻酔管理ができる医師、子ども用の人工心肺装置などの備えが必要となる。
しかし、小児科医不足の影響もあり、三次でも受け入れ体制が取れなかったり、病院に小児科自体がなかったりするからだ。

>>2辺りへ続く


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