07/10/19 18:33:55 0
--なぜ消費税の論議が必要なのですか。
◆歳出削減には限度がある。その際にどうするかという問題だ。法人税は常に下向きの圧力がかかり、
直接税を上げるのは至難の業だ。後の世代が見えない負担を積み重ねている状態は
どこかで断ち切らなければならない。(基礎年金の国庫負担引き上げの財源は、消費税以外に)他に税目がない。
--基礎年金を全額税方式とする民主党案についてどう考えますか。
◆民主党の主張している部分を全部取り入れて、予算編成のシミュレーションをやってみようと思っている。
相当(歳入に)穴があくんじゃないかなと思う。(7月の参院選では消費税引き上げ論議を)みんな逃げた。
自民党は逃げない。あらゆる政策で民主党と協議すると福田康夫首相が言っているが、
協議が始まる前提は自民党が正論を言うかどうかだ。1%ずつ上げて
選挙で負けていたらしょうがない。選挙で負けるんだったら、ドーンと上げなくてはいけない。
--道路特定財源の一般財源化の使途は。
◆揮発油税は道路をよくすると言ってみんな払っている。しかも暫定税率を乗せて払っている。
それをよそに使うのは納税者との信頼関係でいいことじゃない。道路に多少関係あるもの、
環境的なものに使途を増やせば実質的な一般財源化になる。
暫定税率は(06年末の閣議決定通り)下げるべきではない。
(終)