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核武装なら「第3次大戦」とイランに警告 ブッシュ米大統領
ブッシュ米大統領は17日の記者会見で、イランが核武装すれば世界平和に深刻な脅威をもたらし、
「第3次世界大戦」を引き起こしかねないと警告した。
ブッシュ政権は現時点では、国連制裁の強化による核問題の外交解決を目指している。
だが、イランがウラン濃縮活動停止を拒んでいることから、大統領はこれまで以上に踏み込んだ表現で、いら立ちの強さを示した。
一方、16日にテヘランを訪れ、イランのアフマディネジャド大統領と会談したロシアのプーチン大統領は、
イランが核兵器を開発しようとしている証拠はないとしている。
国連安全保障理事会の五常任理事国とドイツは11月、3本目の安保理制裁決議案交渉に入るかどうかに
ついて判断する見通しだが、制裁強化を求める米国と、これに慎重なロシアの対立が再燃しそうだ。
ブッシュ大統領は、9月にプーチン大統領とシドニーで会談した際、イランが核兵器製造能力を持つことは
「世界の利益にならない」との認識で一致したとした上で、あらためてロシアの立場をただす意向を示した。(共同)
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