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福田、安倍色一掃へ…公務員改革も再検討
福田康夫首相が17日夜、安倍晋三前首相=写真=が設置した「美しい国づくり企画会議」の経費が約4900万円
かかったことについて、「高すぎて無駄だった」と語った。福田首相は公務員制度改革にも後ろ向きで、
卑劣な拉致問題を引き起こした北朝鮮への強硬姿勢にも慎重とされる。安倍路線の一掃に踏み出してきたようだ。
(中略)
福田首相はまた、安倍内閣の看板政策だった公務員制度改革にもブレーキをかけた。
2008年に内閣府に設置される国家公務員の天下りあっせんを一元的に行う「官民人材交流センター」(新人材バンク)について、
同日午前の参院予算委員会で「公務員制度全体を検討している流れの中で、どう位置付けていくのか、しっかり見ていく必要がある」と語り、
今後見直しも含めて検討する考えを示したのだ。
もともと、リベラル色の強い福田首相は、保守陣営のホープだった安倍氏とは思想信条に大きな距離があった。
内閣発足3週間を経て、「安倍色一掃」に乗り出してきたとみられる。
安倍内閣では、北の拉致問題に対して経済制裁も含めた強い姿勢で臨んできたが、福田内閣は北が拉致被害者の
再調査などに応じた場合、人道支援に踏み切る方向で検討に入ったと、先週報じられた。首相が支部長を務める
自民党支部が朝鮮系企業の経営者から寄付を受けていたことも発覚したが、自民党保守派議員はこう語る。
「安倍路線の方向修正を図ってきたのだろう。今後、政権運営が軌道に乗れば、福田首相の持論である国立追悼施設の
建設をはじめ、人権擁護法案や皇室典範改定、外国人参政権なども視野に入れるのでは。保守陣営としては要注意だ」
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