07/10/18 23:28:31 Y/qjY+sV0
IPv4/IPv6ヘッダ中の著作権侵害フラグ
著作権侵害の悪意のある違法サイトおよび当該コンテンツを転送するパケットと、著作権侵害のないパケットを区別をするのは困難である。
この問題は、悪意の有無が曖昧でダウンロード側がその判定をすることが困難なことに起因する。
著作権侵害非申告化は著作権侵害の悪意のあるコンテンツのダウンロードを違法化するものであるため、この曖昧さはファイアウォール、パケットフィルタ、IDS、および日本国民に多大な負担を要求する。
この問題を解決するため、[1]に於いて定義されたIPv4 ヘッダの「evil bit」として知られるセキュリティフラグを拡張・援用する。著作権侵害の悪意から出たわけではないパケットはこのビットを0にセットする。
著作権侵害の悪意のあるデータを転送するパケットに使われるものでは1にセットされる。ダウンロードするものはこのビットを参照することで悪意の有無を明確に判定することが可能になる。
ファイアウォールのようなデバイスは、evil bitが立った内向きパケットをすべてたたき落とさなければならない(MUST)。evil bitがオフのすべてのパケットはたたき落としてはならない(MUST NOT)。
日本国民は、evil bitが立った内向きパケットをすべてたたき落とさなければならない(MUST)。evil bitがオフのパケットはたたき落としてもよい(MAY)。
触法回避機構が正しく機能するかどうかは、evil bitが適切にセットされるかどうかに決定的に依存する。もし、そうするのが適切な場合に誤ったコンポーネントがevil bitを1にセットしないならば、
ファイアウォールはきちんとその仕事を出来ないだろう。日本国民に於いては謂わずもがなである。これは間接コストを増大させ、社会システムを疲弊させ、税収低下や文化の低迷を招く。
同様にして、もしそうすべきでないのにそのビットを1にしたなら、家宅捜索されるかもしれない。
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[1] RFC 3514 The Security Flag in the IPv4 Header