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県が賠償金3600万円支払いで和解…県立高校のプール事故
水泳の授業でけがをして障害を負ったのは担当教諭が安全に配慮していなかったためとして、
県立高校の3年生だった男性(21)が、県に約1億4400万円の損害賠償を求めた訴訟は16日、
熊本地裁(亀川清長裁判官)で損害賠償金として3600万円を支払うことで和解が成立した。
訴状などによると、男性は2004年7月、プールに飛び込み、底で頭を打って首を骨折。
両手の指と両足がマヒする後遺症が残った。担当教諭は飛び込みのテストに合格しなかった
生徒たちを指導しており、合格した男性らには「自由に飛び込みの練習をしていい」と伝えていた。
男性は05年4月に提訴。同地裁は9月11日、「教諭は監督責任を怠った過失を免れる
ものではない」と県に和解を勧告していた。
県教委教育政策課は「事故後、全県立高校などに対して行ってきた再発防止策をさらに
周知徹底させていきたい」としている。
(2007年10月17日読売新聞)
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