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・TBS系列で14日に放送された「アッコにおまかせ」で、歌声制作ソフト「初音ミク」を紹介した
特集に対し、放送直後からネット上で批判が相次いでいる。結果的に同ソフトが「単なる
オタクのおもちゃという扱い」と失望する声や、「ソフト自体とは無関係な『オタク』をおもしろ
おかしく取り上げるテレビの印象操作にはうんざり」といった声が多い。
同ソフトを使って音楽を制作しているユーザー宅を訪問し、ユーザーが「初音ミク」がPCで
歌声を制作できるソフトだと明かした。
ここでナレーションが「萌え萌えアイドルがまるでレコーディングをしたかのように歌って
くれるのだ」などとソフトを紹介した。
先立って登場していたユーザーが、同ソフトを使って制作したオリジナル曲を生演奏付きで
披露した。しかしその後は一転し、ユーザーの「3次元には興味がないんで」「俺の嫁」といった
発言や、ユーザーの部屋に貼られていたギャルゲーキャラのポスター、コスプレなどを
取り上げる流れになった。
最後に、ナレーションがこのユーザーに対し「普段は何を」と質問。ユーザーが「コンビニで
アルバイトを」と返答すると「ふーん、ご立派ですねえ」とナレーションが返して特集ビデオは
終了した。
放送後、販売元の公式ブログや掲示板などには「ひどい」「オタクを叩いて視聴率稼ぎという
魂胆が見え見え」「若いオタク叩きに利用されただけ(安全に叩けますから)」といった批判が
相次いだ。
「メディアに取り上げられただけでもよしとすべき」という意見もあったが、大半は「悪意ある
偏見でまとめようとする悪質な意図」といった憤りだ。
特集内の販売元担当者のコメントは、番組側が用意した原稿だった、という。
ブログにはユーザーから、「放送で楽しかった気分は奪われ、創作意欲も大きく削り取られて
しまいました。ホント、返して欲しいです>TBS」「物事に全力で取り組む人達をどうして
あそこまでおとしめることが出来るのでしょうか」というコメントもあった。(一部略)
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