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米人気歌手マドンナが、これまで長期にわたって所属していたワーナー・ミュージック・グルー
プとの契約を解消し、ライブ・ネーションと総額1億2000万ドル(約140億円)の新たな契約
を結ぶ見通しであることが分かった。事情に詳しい関係筋が10日に明らかにした。
このニュースを最初に報じたウォールストリート・ジャーナル紙の電子版によると、ライブ・ネー
ションは、マドンナのスタジオ・アルバム3枚の権利やコンサートツアーのプロモート権のほか、
関連商品の販売権などを獲得。その見返りとして、マドンナ側は現金と株式を受け取るという。
こういった契約形態はほとんど前例がないが、従来からのアルバムやコンサートチケットの販
売手数料だけでなく、収益源の拡大を目指す音楽業界では一般化していく可能性もある。(以下略)
URLリンク(www.asahi.com)
Nine Inch Nailsがレコードレーベルを捨て、今後はアルバムを直接一般に公開するというニュー
スを土曜日に報じてから、OasisとJamiroquaiも同じくレコード業界を離れた。しかし、今日一番
のビッグニュースは何といってもMadonnaがレコード業界を捨てたことだ。
(略)
Nine Inch Nailsの場合とは違い、Madonnaはアルバムを一般に直接販売はしないとはいう
ものの、Live Nationはレコード会社ではない。今回の件は、世界的女優にとってさえ、デジ
タルダウンロードとP2P音楽共有の時代には、もはやレコード会社は必要とされていないと
いうことを物語るものだ。
こうなると残された本当の疑問は、音楽業界のモデルの崩壊がいつなのか、ということだけ
だ。Radioheadが口火を切ってファンに直接音楽を提供し始めた時から、これが終末の始ま
りになると予想していた人は多い。Madonnaが転換点となって、レーベルを捨てるアーティス
トの波が押し寄せるようなら、今の流通モデルがWikipediaの脚注に書かれる日も近い。
URLリンク(jp.techcrunch.com)
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