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【論説】 「アサヒる」の「民主主義」…小さな一歩が大きな動きを誘発する、それをネットは実現するか? - 暇つぶし2ch4:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
07/10/12 16:27:15 0
>>1のつづき)
 あらゆる商品に関する世評からブランドの人気、さらには企業の技術力や経営者個人の評判
 まで、堅実に保ってきたかのようにみえる評価が、ほんの小さなキッカケで真っ逆さまに落ちていく。
 そんな場面を何度も目にしてきた。なぜこのようなことが起こるのだろう。

 これが理由の一つか、と目星をつけたのは、「人間というのは追従する存在である」ということだ。
 ルーシー・クラフトさんのコラム『「社長のジョーク」で知る会社の危険度』にこんな話が出てくる。

 ある調査のため、学生が募集されグループに分けられる。第1グループには、何人かに賞金が
 贈られることが告げられる。主催者と被験者の間に上下関係を作るわけだ。次にこのグループの
 前に主催者が立ち、つまらないジョークを披露する。「気に入られたら賞金がもらえるかも」と
 思った第1グループの学生は、みな笑う。賞金がもらえるとは思ってない第2グループの学生は、
 誰も笑わなかったという。よくある「ゴマすり」「へつらい」の光景である。

 面白いのはここからだ。賞金が出ると告知された第3のグループがあり、彼らには被験者の
 いない個室で同じジョークを録音して聞かせる。それでも学生たちは笑ってしまったという。
 肝心の、へつらう相手はいないのに。調査グループは、こう結論している。
 「自分の地位は低いと感じると、できるだけ多くの、同じ感情を持つ相手を必要とする。それを
 円滑に進めるため、直接的な利益がなくてもとりあえず笑ってしまう」のだと。人は無意識に
 自分の状況を感じ、本能的に「へつらう」という反応を示してしてしまうようなのだ。

 「地すべり的勝利」などという現象も、こうした「人の追従癖」によるものなのかと思う。
 オピニオン・リーダーなどに対してフォロワー的な立場に置かれている大多数の人たち、
 あるいは敗者の側に回ってしまいそうだと感じた人たちが、一気に世論の推す方向や勝者の
 側になだれ込むのである。

 もう一つ、これか?と思ったのが、行動経済学でいう「損した場合の心理的影響は、得した
 ときより3倍も大きい」という人間の行動に関する法則だ。(>>3-10につづく)



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