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沖縄の奄美差別
戦後奄美諸島は、沖縄とともに一時アメリカの支配下に置かれることになった。これに伴い沖縄人による奄美人差別が再燃することになった。そして、1953年の奄美諸島の復帰により顕在化した。
琉球政府が行った差別政策は以下の通りである。
・奄美人に対する公職追放
・奄美人に対する厳しい債務取立
・奄美人に対する公民権剥奪
・「琉球人」への転籍に対し厳しい条件を課す
・引揚時に所持金制限(最高7200円)を課す
・公的融資からの締め出し
・土地所有権の剥奪
・政府税の外国人優遇制度を認めない(奄美人以外の日本国民には認められた)
一般の沖縄人の中でも「奄美出身者は奄美に帰れ」との声が急速に広まり、公職以外の職場からも追放された。
こうして奄美人は日本本土の在日コリアン・部落民以下の劣悪な被差別民の地位に落とされ、沖縄返還まで厳しい迫害の対象となった。
沖縄返還により、ようやく奄美人に対する制度的差別は撤廃されることとなった。
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