07/10/11 17:27:44 0 BE:332934274-DIA(255555)
千葉県松戸市で先月、現金415万円の入ったバッグをひったくったとして、警視庁に窃盗容疑で逮捕された男が
2001年以降、東京と千葉の都県境付近で相次いだ約1000件のひったくりに関与した疑いの強いことがわかった。
バイクを使う手口や、犯行時間帯、目撃された犯人の体格がほぼ一致し、男の逮捕後、類似の事件は
全く発生していないという。同庁は、過去最大級の連続ひったくり容疑者の可能性が高いとみて裏付けを進めている。
逮捕されたのは、東京都江戸川区鹿骨5、職業不詳高本英樹被告(39)(窃盗罪で起訴)。
調べによると、高本被告は9月12日午後6時前、松戸市小金原の路上で、バイクに乗っていた無職女性(66)の
後ろから自分のバイクで近づき、前かごの415万円入りのバッグを奪った。約2時間後、葛飾区高砂の路上に止めた
乗用車内で、バッグの中身を確認しているところを葛飾署員に発見され、逮捕された。
葛飾区や江戸川区、千葉県の市川市や松戸市では01年ごろから、長身で体格のがっちりした男が昼過ぎから
夕方にかけ、女性ばかりを狙って一度に5~6件のひったくり事件が相次ぎ、類似の被害は先月までに約1000件に
上っていた。犯行に使われたバイクの大半は、茨城県茎崎町(現・つくば市)の盗難ナンバープレートを付けていた。
このうち、03年9月に江戸川区で発生した事件では、追跡した捜査員が犯人と格闘の末に取り逃がしていたが、
この時、犯人は頭を負傷し、現場に残った血痕のDNAが今回、高本被告と一致したという。
(2007年10月11日14時32分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)