【コラム】行政改革と公務員改革の灯を消してはならない=田中 秀征at NEWSPLUS
【コラム】行政改革と公務員改革の灯を消してはならない=田中 秀征 - 暇つぶし2ch1: ◆Robo.gBH9M @うしさん大好き! ロボ-7c7cφ ★
07/10/11 16:04:49 0
参院選で、「地方重視」、「格差是正」の流れができてから、改革の流れが急速に先細りつつある。(中略)

福田政権ができて、いまだ日が浅いにもかかわらず、今年中に策定が予定されていた「国家公務員制度
改革基本法案」(仮称)が来年以降に先送りされた。また、キャリア制度の見直しなどを論議する有識者
懇談会も、11月中の報告書提出を見合わせるという。

「改革の歪み」、「改革の影」の合唱の中で、今最も必要な行政改革や官僚改革が後退しつつある。
先送りして、解散・総選挙にでもなれば、ご破算なるという思惑からだろう。(中略)

1)2000年の省庁再編は、単なる「器の改革」に終わり、「中身の改革」となってはいない。今にして思えば、
何のための改革であったか不明だ。「改革を偽装した」という印象が強い。

2)小泉氏は以前から「国家公務員数の劇的削減」に執念を燃やし、ついに郵政民営化によって30万人近い
国家公務員を非公務員化した。

確かに公務員数は激減したが、その代わり外部に独立行政法人や公益法人が林立して、国家予算で
存続している。

3)「政策決定構造の改革」に踏み込んだのは細川氏と安倍晋三前首相だった。だが、いずれも最後は
官僚の力で押しつぶされてしまった。官僚主導の政治は、90年代に入ってからも変わらないどころか、
政治家の質の低下によって、相対的にさらに強まっているように思う。

このところ安倍首相という後ろ盾を失って、渡辺喜美行革担当相の努力も空回りしているようだ。福田康夫
首相には彼を全面援護する様子は感じられない。

安倍内閣が全力で取り組んだ「天下りあっせん問題」についても、福田首相は腰が引けているようだ。
首相は9日の衆院予算委員会でもこう述べている。
「公務員の一生の問題だ。人材交流センターについても、弊害があるのか(懇談会で)検討してもらったらどうか」
行政改革、官僚改革の急失速は、必ずや福田政権の支持率に大きな影響を与えるだろう。

参院選での民意は決して、全ての改革の停止を求めるものではない。
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)


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