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・愛知県安城市のショッピングセンターで05年2月、母親と買い物に来ていた青山翔馬
ちゃん(当時11カ月)を刺殺するなど3人を死傷させたとして殺人罪などに問われた
住所不定、無職、氏家克直被告(37)に対する論告求刑公判が9日、名古屋地裁
(伊藤新一郎裁判長)であった。検察側は「粗暴事件を繰り返し、反省悔悟も認められ
ないが、被告は犯行時、法律上の軽減事由である心神耗弱状態だった」として有期
懲役刑の中で最長の懲役30年を求刑した。
検察側は論告で、氏家被告の犯行時の状態については、裁判所の依頼に基づく鑑定
結果を採用し「心神耗弱状態だったと認めざるを得ない」と述べた。そのうえで、遺族に
謝罪していないことや公判で証言中の被害者の女性を殴り、傷害罪で有罪が確定した
ことなどを挙げ、「再犯の可能性は極めて高い」と指摘。「無期懲役刑を選択するのが
相当だが、軽減事由がある。断腸の思いではあるが有期懲役刑の最長の期間、
しょく罪の日々を送らせるのが相当と思料する」と指弾した。
起訴状によると、氏家被告は05年2月4日、ショッピングセンターで、母親と一緒にいた
翔馬ちゃんをナイフで突き刺し殺害。姉(同3歳)にも襲いかかり、助けようとした女性の
顔もけるなどして2週間のけがを負わせた。(一部略)
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※元ニュース
・翔馬ちゃんは、10日が初めての誕生日となるはずだった。
氏家容疑者は住居侵入と窃盗の罪で服役していた刑務支所から出所したばかり。
「ここ数日、『人を殺せ』『死ね』とお告げが聞こえていた」と話している。
病院を訪れた人によると、翔馬ちゃんが横たわるベッドのそばで、母親が「ごめんなさい、
ごめんなさい」と泣きじゃくっていたという。
・同容疑者は犯行時、通路でベビーカーに乗っていた翔馬ちゃんの前に立ち
はだかるようにして、無言のまま包丁でいきなり頭部を刺したことも判明。一緒に
いた母親の美佐さん(34)は驚いて翔馬ちゃんを抱きかかえ、助けを求めたという。
傷は頭頂部からあごまで達する深さだった。
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