07/10/10 11:08:48 0
客離れに悩む北海道のパチンコ業界で、1玉当たりの貸玉料を1円に設定した
「1円パチンコ」がブームになっている。同じ出費で従来の4倍の量の玉が
借りられ、長時間楽しむことが可能。その分景品との交換率は低くなるが、
高齢者や若年層に「気軽に遊べる」と好評だ。
一般的なパチンコは1玉を4円で借り、出た玉は1玉4―2・5円程度の
換算で景品と交換できる。入れば大もうけにつながる1玉4円交換の店の場合、
1000円分の玉がわずか数分でなくなることもある。
1円パチンコの交換率は1玉1円以下となり、大勝ちはしにくいが、
負けたとしても出費を抑えることができる。業界関係者によると、北海道内では
既に約200店が導入、関東を中心に全国にも広がっているという。
背景には「30兆円産業」と言われるパチンコ業界の衰退がある。
パチンコ・チェーンストア協会(東京)によると、イチかバチかのギャンブル性が
高まるにつれてパチンコ離れが進み、1995年に2900万人と推定された
遊技人口は現在、半数近くまで減ったとみられている。
新たな客層の掘り起こしを目指し、射幸性を抑えてゲーム性を楽しんでもらおうと
企画された1円パチンコだが、愛好家からは「大きく勝てない台には興味がない」
と冷ややかな見方も。同協会は「パチンコが大衆娯楽に戻るいいきっかけになれば」
と、ブーム拡大に期待を寄せている。
*+*+ Sponichi Annex 2007/10/10[10:26] +*+*
URLリンク(www.sponichi.co.jp)