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小沢氏名義不動産:同室に関連4団体 1団体だけ家賃納入
民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山(りくざん)会」が東京都港区にマンションの1室を所有し、
入居する関連政治団体「小沢一郎東京後援会」から毎月10万円の賃料を得ていることが分かった。
陸山会を巡っては、別のマンションの2室をコンサルタント会社と財団法人に有償で貸し、政治資金規正法に
抵触する疑いが持たれているが、政治団体同士でも不透明な金銭のやり取りが行われていた形だ。
政治資金収支報告書によると、この1室は「チュリス赤坂」(港区赤坂2)701号室。陸山会が
政治資金で95年に購入した。広さは117平方メートルで登記簿上の名義人は小沢氏個人になっている。
ここには、「陸山会」「東京後援会」に加え、関連政治団体「誠山会」「小沢一郎政経研究会」も
主たる事務所を置き、四つの政治団体が同居。「陸山会」は小沢氏が代表、その他の3団体は
小沢氏の秘書が代表を務めている。
このうち「東京後援会」は毎月10万円の家賃を陸山会に支出している。同団体の報告書には、
これと同額の事務所費が計上され、06年末までの5年間で600万円が支払われていた。
一方、「誠山会」「政経研究会」は家賃の支払いがないが、「事務所費」が06年までの
3年間でそれぞれ2900万円、2500万円ずつ計上されていた。
小沢事務所は「『東京後援会』は秘書の社会保険などを支払うために立ち上げた団体で、
直接的政治活動とは言えない。ほかの2団体は政治活動に使っているので家賃の支払いはない」
とコメント。家賃を払っていない2団体が多額の事務所費を計上していることについては
「電話使用料、切手購入費、修繕費そのほか、事務所の維持管理に必要な経費が含まれる」
と説明している。【杉本修作】
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