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キューバ革命の英雄チェ・ゲバラが訪日団の団長として59年に来日し、
広島をゲリラ的に訪問した際、副団長と2人で大阪から夜行列車に
飛び乗ったことが9日、分かった。副団長だったオマル・フェルナンデス
さん(76)が明らかにした。フェルナンデスさんは「チェは被爆地・広島
訪問を熱望し、私と2人で大阪のホテルをこっそり抜け出し、夜行列車で
広島に行ったんだ」と振り返った。
ゲバラは59年1月の革命後、同年6月から3カ月間、アジア・アフリカ
を歴訪した。訪日団長が当時31歳のゲバラで、副団長を2歳年下の
フェルナンデスさんが務めた。7月中旬に来日、10日間滞在し、自動車
工場などを視察した。
フェルナンデスさんによると、アルゼンチン出身の医師であるゲバラは、
予定になかった広島の被爆地訪問を強く希望したが、日本政府の許可が
出なかったという。業を煮やしたゲバラは大阪のホテルに滞在中、「ホテル
を抜け出して広島に行くぞ」と決断。オリーブグリーンの軍服姿で大阪駅で
切符を買い2人で夜行列車に飛び乗った。
「被爆者が入院する病院など広島のさまざまな場所を案内され、私同様、
チェも本当にショックを受けていた」とフェルナンデスさん。帰国報告の際に
ゲバラは、フィデル・カストロ国家評議会議長(当時は首相)に「日本に
行く機会があれば、必ず広島に行くべきだよ」と強く勧めたという。カストロ
議長は03年3月に広島を訪問。フェルナンデスさんは「フィデルはチェとの
約束を守ってくれた」と感激した。
(以下略、全文はソース元でご確認下さい)
ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)
写真=59年1月の革命後に撮影された写真を見せるオマル・フェルナンデスさん。
チェ・ゲバラ(右)と当時ヒゲをはやしていたフェルナンデスさんが一緒に写っている
URLリンク(mainichi.jp)