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小学4年-中学1年の一般児童・生徒738人に、医師が面接して診断した北海道大研究チームの
調査で、うつ病とそううつ病の有病率が計4・2%に上ったことが8日、分かった。これまで質問紙を
郵送する方式では例があるが、医師が面接する大規模な疫学調査は国内初という。
研究チームの伝田健三・北大大学院准教授(精神医学)は「有病率がこれほど高いとは驚きだ。
これまで子供のうつは見過ごされてきたが、自殺との関係も深く、対策を真剣に考えていく必要が
ある」としている。
調査は今年4-9月に北海道内の小学4年から中学1年までの児童、生徒計738人(男子382人、
女子356人)を対象に実施。調査への協力が得られた小学校8校、中学校2校にそれぞれ4-6人の
精神科医が出向き問診、小児・思春期用の基準などに基づき診断した。
それによると、軽症のものも含めうつ病と診断されたのは全体の3・1%、そううつ病が1・1%。
学年別にみると、小学4年で1・6%、同5年2・1%、同6年4・2%と学年が上がるほど割合が高くなり、
中学1年では10・7%だった。
ソース
西日本新聞 URLリンク(www.nishinippon.co.jp)