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フランスのアルバネル文化・通信相は7日、パリのオルセー美術館に同日未明、
若者のグループが侵入し、フランス印象派の代表的画家、
クロード・モネ(1840-1926年)の絵画「アルジャントゥイユの橋」に
傷を付けた後、逃走したことを明らかにした。
地元メディアが伝えた。
アルバネル氏によると、傷付けられた絵は評価額の算定が「困難」とされる名画。
絵画に描かれた橋脚部分の下が約10センチにわたって裂けており、
こぶしで殴りつけた跡とみられるという。
監視カメラの映像から犯行グループは少年4人と少女1人の計5人組とみられ、
酒に酔っていたもよう。
美術館の扉の1つから侵入、警報が作動して警備員が駆け付けたが、グループは逃走した。
絵画は縦60・5センチ、横80センチの油絵。
モネが1870年代に居を構えたパリ郊外アルジャントゥイユで、
セーヌ川に浮かぶヨットと橋を描いた1874年の作品。
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