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5日から始まった第43回地方自治経営学会沖縄地区研究大会で、渡嘉敷村の「集団自決」(強制
集団死)で生き延びた金城重明沖縄キリスト教短期大学名誉教授(78)が大会初日、沖縄からの
報告として「集団自決」について証言した。
「集団自決」の言葉について金城さんは、戦後に「集団自決」の言葉が使われるようになったことを
説明。「自決」という言葉が「自らの意志で責任を取る」という意味で、沖縄戦研究者らから「強制さ
れた集団死がふさわしい」という声が上がり、「強制集団死」との言葉が使われるようになったことを
説明した。
沖縄戦で「集団自決」が起こったことについて、「沖縄戦のキーワードは『軍・官民・共生共死』。日本軍
抜きには『集団自決』も起こり得なかった」と強調。渡嘉敷島の北山(にしやま)で起こった「集団自決」
での体験を語り、「集団自決は自発的な死ではない。軍の命令があった。日本兵が駐留していたことが
大きな要因だ」とあらためて訴えた。
大会には県外からの参加が多く、金城さんの話に真剣な表情で聞き入っていた。
ソース
琉球新報 URLリンク(ryukyushimpo.jp)