07/10/05 18:34:30 0
まるで大蛇 1.4メートルのオオウナギ(和歌山)
田辺市本宮町渡瀬の四村川で、体長約1・4メートル、体重約8キロ、胴回り約40センチの
オオウナギ(ウナギ科)が捕獲された。捕獲後は同地区の民宿「熊野瀬」(茶木繁さん経営)の
水槽に入れており、周囲の注目を集めている。県立自然博物館によると1メートルを超える
オオウナギの捕獲報告は2003年11月以来、約4年ぶりという。
このウナギは9月30日、小原貢さん(52)=本宮町渡瀬=がアユを捕るために仕掛けた
「梁(やな)」に掛かっていたところを、小原さんの知人が見つけた。茶木さんが横2メートル、
高さ1メートル、奥行き80センチの水槽を持っていたことから、小原さんらがその日のうちに
持ち運んだ。
茶木さんは「近くで見るとまるで大蛇。40年ほど前にも大きなオオウナギが捕れたことはあったが、
近年にない大きさ。当面は住民に見てもらえれば」。小原さんは「梁にウナギが掛かることはあるが、
ここまで大きいのは初めて。川の主ではないか」と話す。今後、川に返すことも考えているという。
オオウナギは南方系のウナギで背は黒褐色、不規則なまだら模様がある。富田川では
国の天然記念物に指定されている。本宮町では通称「イモウナギ」とも呼ばれいる。
県立自然博物館の揖善継学芸員(27)によると、県南部は分布の北限に近く、生息数が少ない。
楫学芸員は「この大きさまで育つには豊富な餌などの環境が必要。豊かな川が残っている
証拠ともいえる」と話している。
県内では、那智勝浦町の太田川で1986年に体長約1・6メートル、重さ約10キロのオオウナギが
捕獲された記録がある。
10月5日17時3分配信 紀伊民報
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※拡大写真※ 【体長約1・4メートルのオオウナギ(田辺市本宮町で)】
URLリンク(ca.c.yimg.jp)