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愛媛県宇和島市の大内漁港で3月、迷い込んだ
マッコウクジラの救出をしていたボートが転覆し、
男性1人が死亡した事故で、宇和島海上保安部が、
救出作業の現場責任者だった
元漁協幹部(51)を業務上過失致死容疑で松山地検宇和島支部に
書類送検したことが4日わかった。
漁協関係者は「県や市の要請で作業に協力したのに処分は厳しすぎる」と反発している。
調べでは、元幹部は3月13日午後3時20分ごろ、真珠母貝養殖業、
山本宣行さん(当時58)ら2人とボートに乗って、
マッコウクジラを沖合に戻す救出作業をした際、
当初決められていたクジラの胸びれにロープを掛けず、
胴体に巻き付けた。クジラは暴れ、ボートが転覆、海中に投げ出された山本さん
を死亡させた疑い。胸びれにロープを掛けようとしたが
数回失敗したため、胴体に巻き付けたという。
同保安部は、県や市などが専門家の助言を受けて決めた
救出手順を現場の判断で守らず、安全確認を怠ったとしている。
地元の宇和島地区漁協協議会は、処分の減免を求める
陳情書と約3500人分の署名を同保安部に提出していた。
朝日新聞
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