07/10/04 11:11:06 0
★ADHD治療薬、初の承認へ リタリンと同成分
・小児の発達障害である注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬としては国内で
初めて「コンサータ」が承認される見通しになった。3日開いた厚生労働省の薬事・
食品衛生審議会で薬効や安全性が確認された。ただ、薬物依存が問題になっている
向精神薬「リタリン」と同成分のため、厚労省は製薬会社に対し、処方できる医師を
限定するなど厳しい流通管理を求める方針だ。
今月中に同審議会の部会を開き、製造販売元のヤンセンファーマ社(東京都千代田区)
に求める具体的な条件を定め、正式に承認を決める。
原案では、処方できる医師を「ADHDを正確に診断できる専門医」に限定するため、
関連学会に所属▽診断講習を受けた―などの基準でリストをつくる。調剤薬局にも
処方した医師や医療機関が登録されているか確認を求める。
同薬は、リタリンと同じ塩酸メチルフェニデートが薬効成分。世界で広くADHD治療薬
として使用される。国内では従前、同成分のリタリンが未承認のままADHD治療に
使われてきた。だが乱用問題を受け、リタリンを処方できる医師は睡眠障害
「ナルコレプシー」の専門医らに限られる方針となっている。
依存症を懸念する声もあるが、同社によると即効性のあるリタリンに比べ、急に血中に
溶け出さないよう乱用防止の工夫をしているという。
適用は中学生ぐらいまでの子どもに限る。承認後、来年2月ごろに発売される見込み。
URLリンク(www.asahi.com)
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