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オウム真理教:破産管財人、破産手続き終了を提案へ
オウム真理教の破産管財人の阿部三郎弁護士は3日、被害者への配当がほぼ限界に達したとして、
破産手続きを来年3月で終了させる意向を明らかにした。10日に東京地裁で開かれる債権者集会に
報告するという。最終的には、同地裁が被害者を含む債権者の意見を聞いた上で判断する。
被害者に対する教団の債務は約38億円だが、教団から十分な支払いがなく、配当率は約35%に
とどまっている。阿部弁護士は、教団が上祐史浩元代表派(ひかりの輪)と反上祐派(アーレフ)に
分裂したことなどを挙げ、「これ以上の債権回収と配当は困難な状況だ」と述べた。
阿部弁護士や「オウム真理教犯罪被害者支援機構」などは「破産手続きには限界があり、国による
被害者救済が必要だ」として、国が教団に代わって賠償金を立て替え払いする制度の創設を求めている。
債権者集会後の10日午後、国会内で集会を開き、超党派の国会議員に立法措置を要望する。【森本英彦】
毎日新聞 2007年10月3日 23時01分
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