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・福田首相の領収書改ざん問題が、臨時国会の大きな火種となってきた。この問題で
福田首相側は3日までに、夕刊フジの取材に「この3年間だけで、100件超」の改ざんを
明らかにした。民主党は『疑惑追及チーム』で、この問題などを徹底追及する。
この問題について、夕刊フジが福田康夫事務所に問い合わせると、同事務所は「(改ざんの
総数は)直近の3年間(04-06年分)が多くなっていますが、3年間合計で100件を少し
超える程度」と文書で回答した。
実に100枚を超える領袖書を改ざんした理由には、「領収書等のあて名の書き換え
(=改ざん)は、支出を本来の団体の支出とするために行ったもの」とし、「今後は、この
ようなことが生じないようにする所存です」としている。
領収書の改ざん問題は、首相が代表を務める「自民党群馬県第4選挙区支部」や資金
管理団体「千代田経済懇話会」、関連の政治団体の政治資金収支報告書で、添付された
領収書のコピーのあて名が改ざんされていたというもの。
改ざんの手口は、当初記入されていたあて名の上に、二重線を引いて別の政党支部や
団体の名前を書き換えるなどしており、「経費の付け替え疑惑」が持たれている。あて名を
改ざんした領収書は、文書偽造の疑いがあり、税務署では通用しない。
福田首相は発覚直後、「経理担当者が領収書を取り直すという手間を省いちゃったんですね。
最高責任者としては、汗顔の至りだと思っている」などと説明したが、これだけ膨大な改ざんは
その程度の説明で済むのだろうか。
3日の代表質問に立つ民主党の鳩山由紀夫幹事長は「100枚以上の改ざんは、とても
『うっかりミス』では片付けられない」といい、こう語る。
「何らかの意図を持って、福田首相側が組織的、長期的に行ってきたものだろう。首相は
所信表明で、政治資金について『自らについては厳しくいさめていく』と語っていたが、
納得できる説明は聞かれない。わが党の『疑惑追及チーム』でも徹底的に追及する」
(>>2-10につづく)
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