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このため、財務省は巻き返しに懸命なのだ。福田政権誕生は追い風にもなっており、財務省有力筋は「福田首相は小泉政権下で
官房長官のとき、民間人起用論もあった中、『プロパーがいい』と福井氏を支持してくれた。武藤氏はプロパーのようなもので、
日銀内の信頼も厚い。しかも官房長官は税のプロ、町村信孝氏だ。税のプロが財務省と仲が悪いわけない」と期待する。
政府系金融機関の人事でも財務省の影が色濃く反映し、官僚の天下り批判もどこ吹く風だ。
(中略)
自民党内の構造改革推進派は「福田首相は外交はともかく、内政面での政策はよく分からない。それだけ内政には関心がないのだろう。
財務官僚は首相をくみしやすいと思っている」と、首相が財務省の“操り人形”になることを懸念する。
国税庁の調査によると、民間企業のサラリーマンが06年に受け取った平均給与は、434万9000円で前年を1万9000円下回り、
9年連続で減少した。その上、消費税増税まで図られては、悲鳴をあげるしかない。首相には17年のサラリーマン経験はあるが、
父・赳夫元首相の庇護下の生活では本当の苦しみなど味わったこともないだろう。
思えば、自民党総裁選で、“麻生クーデター説”を流し、福田総裁誕生に一役買った片山さつき氏も財務省出身だった。恐るべし財務省である。
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