07/10/01 17:24:14 0
・人気アニメや有名人をキャラクターに起用するなど、ド派手な外観が目立つ最近のパチンコ台。
ファンにとっては楽しめる一方、台を設置するホール経営者からは悲鳴があがっている。
「本日は全国の理事長が一緒に訪問し、ホールの切実な思いを伝えにまいりました」
全国のパチンコホール51組合で作る「全日本遊技事業協同組合連合会」(全日遊連)の
山田茂則理事長は今夏、40人の傘下組合の理事長らとともにパチンコメーカー各社の
業界団体とパチスロメーカーの業界団体を相次いで訪れ、要望書を手渡した。
要望書の最重要項目はパチンコ・パチスロ機の単価引き下げ。関係者によると、遊技機の
価格は上昇傾向が続き、高いもので1台当たり50万円以上する機種もある。もちろん
20万円未満の安いものもあるが、ホール経営者としては人気が高い高価格の機種を導入
せざるを得ない状況という。
この結果、パチンコ・パチスロホールの中には閉店を強いられるケースが続出。昨年末には
1万4674店あった全日遊連加盟店は、1万3000店まで減少した。
全日遊連は「ホールの経営が苦しくなれば、メーカーも含めたパチンコ・パチスロ市場の
発展は望めない」と危機感を募らせる。
ただ、メーカー側にもおいそれと台を安くできないワケがある。「あるメーカーは2007年
3月期の売上高が前期比19.9%減となり、別のメーカーも同7.8%の減収。メーカー側も
楽じゃない」(関係者)のだ。
背景には「液晶画面の大型化やキャラクターの使用料、広告宣伝費などコストアップの
要因には事欠かない」(別の関係者)という事情がある。
その一方で、04年7月に改正遊技機規則が施行されて以降登場してきた新基準機には
ファンから不満の声が多く出ており、特にパチスロ機では「儲かりにくくなった」という声が多い。
社会経済生産性本部が毎年発表している「レジャー白書」の07年版によると、パチンコ
参加人口は1660万人で前年比2.9%減。1995年版の2900万人と比べると、4割以上の
減少に見舞われている。(一部略)
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