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大相撲時津風部屋の序ノ口力士、時太山(当時17歳)=本名・斉藤俊さん=が6月に兄デシから
暴行を受けて死亡した事件で、時津風親方(57)=元小結・双津竜、本名・山本順一=が日本相撲
協会から解雇、除名処分を受けることが28日、確実になった。
協会では10月1日にも同親方を事情聴取し、処分を決める臨時理事会を招集する。処分は賞罰
規定で最も重い解雇、除名が確実で、前代未聞の暴行事件へ、警察の立件を待たずに協会が
断固とした態度に出る。
角界を揺るがす不祥事に北の湖理事長が断を下した。この日午前に監督官庁の文部科学省か
ら一連の事件への説明を求められ、理事長は午後1時から霞が関の同省で渡海紀三朗大臣
(59)、松浪健四郎副大臣(60)と個別に会談。真相究明、再発防止策の検討など5項目にわた
る指導を受けた。
文科相が理事長を呼び出して指導した例はない。異例の直接指導は監督官庁が事態を重大視
していることの表れで、渡海大臣から「こうしたことがないようしっかり指導してほしい」と要請され
た理事長は「真摯に受け止め2度と起こらないように努力します」と頭を下げた。
指導項目には関係者への処分も含まれ、これを受けて北の湖理事長は「何らかの対応をしなく
てはいけない。まずは本人から話を聞かないといけません」と明言。時津風親方から事情を聴取、
暴行への関与が確認された場合は、警察の立件を待たずに臨時理事会で厳しい処分を下す
意向だ。理事たちも事態を深刻に受け止めていることから、処分は協会のルールブックの寄付
行為が定める賞罰で最も重い解雇が確実。同時に除名も考えられる。
時津風親方は捜査を進める愛知県警、犬山署が立件すれば辞職する意思を固めており、辞職を
申し出る可能性もある。いずれにせよ、角界から事実上の“追放”となる。
捜査は大詰めを迎えているが、協会は警察の捜査結果が出る前に、自ら処分を下すことで遺族
あるいはファンへのけじめを示す姿勢だ。「一人の力士が亡くなったことは重く受け止めています
ので、しっかり対応します」と北の湖理事長は襟を正した。(一部略)
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