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251 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/09/25(火) 20:36:50 ID:q7yi/nMs0
格差がわるいとかいうんじゃなくて
大多数の国民が消費能力をなくすことによって市場が縮小するわけっ。
これが大問題。
サッチャー レーガン ブッシュ父子 は
需要は、支出合計さえ同じなら効果は同じと勘違いした。
つまり金持ち100人の資産=貧乏人10億人でも
金持ちが支出すれば無問題と思ったわけ。でも金持ちがいくら、大豪邸 高級自動車 買っても
それは小さな内輪の枠内で「いわゆるニッチな」「小さな市場」であって、一回購入しておしまいで
そこには、サービスする人間もいらないし、他の労働機会も作らない。
10億円の大豪邸を金持ちがかっても1人の営業だけいればいいし創る作業員も少ない。
でも2000万円の住宅を売り買いするには、たくさんの営業・建築家・労働者が必要で
なおかつ彼らの収入を貯金する銀行や、彼らの生活出費する百貨店・学校・娯楽施設など
どんどん経済効果が広がるわけ。
かって金持ちのがたくさん消費し、貧乏人は節約して貯金するから市場が縮小するというトンデモ理論が正論として
とおった。今から考えるととんでもないペテンだ。実際には金持ちは消費を全部はせず、資産運用だけして、消費は縮小した。
そして貧乏人は貯金なんてゼロなんてごろごろで消費すらできない有様だった。
市場原理主義というのは、格差を生むとかそういうことでなく、「市場を破壊し」「資本主義を崩壊させる」トンでも理論だった。
小泉の一番大きな罪は、「資本主義経済のメカニズム」を「根本的に破壊しまくった」ところにある。
格差うんぬんはそのプロセスにしかすぎない。