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建設中の北海道電力泊原発(北海道泊村)3号機の建設現場で29日午後0時半ごろ、工事に使う
シートの収納箱(縦約60センチ、横約60センチ、高さ約50センチ)から白煙が出ているのを警備員が
発見した。すぐ水が掛けられたが、シートの一部が焦げた。けが人や放射能漏れはなかった。
3号機の建設現場では今年計6件の不審火が発生、北海道警も放火の疑いで調べている。今回の
ぼやについて北電は作業員の不注意の可能性が高いとみており、「不審火でない」としている。
経済産業省原子力安全・保安院は「火災やぼやが続いており遺憾」としている。同保安院は泊原発に
原子力保安検査官を派遣し現場を確認するとともに、北電に原因究明と再発防止対策の検討を徹底
して行うよう指示した。
北電によると、収納箱が置いてあったのは、原子炉格納容器内の3階通路。近くでガスバーナーを使っ
て鉄製の部品の切断をしていた作業員が、正午前に火の粉の飛散を防ぐための防炎シートを収納箱に
片付けたという。同社は「防炎シートに残った火の粉が、箱に入っていた別のシートなどに燃え移った
可能性が高い」と話している。
北電は一連の不審火を受け、3号機内に複数の監視カメラを設置。ほとんどの作業員の単独行動も禁じ、
監視体制を強化していた。
ソース
nikkansports.com URLリンク(www.nikkansports.com)