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米アイダホ州にあるエネルギー省の研究施設で今年3月にサイバー
攻撃実験が行われ、発電機に被害が及んだことが、CNNの取材で
分かった。連邦政府や電力業界に警鐘を鳴らす実験結果とみられている。
関係筋によると、大規模な発電施設が実験と同様の攻撃を受ける
可能性がある。専門家の一部は、大規模な攻撃が行われた場合に
電力インフラへの被害が広がり、復旧まで長期を要する恐れがあると
懸念している。
実験は「オーロラ」の暗号名で呼ばれている。CNNが入手した映像には、
発電機が震動しながら煙を出し、その後停止する様子が収録されていた。
米国土安全保障省は、発電所の制御システムを模した装置で、ハッカー
侵入実験を実施したことを認めた。関係筋は、実験によって発電機が制御
不可能になったことを明らかにした。
ホワイトハウスは実験について既に報告を受けた。同省は実験を受けて
電力産業関係者らと連携し、対策を協議している。同省関係者は、発電
施設の弱点が除去されたかは公表できないとしたうえで、「リスクは大幅に
低減された」と語った。
政府筋によると、発電装置の保護対策は現在、ソフトウエアとハード
ウエアの両面から行われている。原子力規制委員会は、すべての原子力
発電所で対策が行われたか検査中。
ソース(CNN) URLリンク(www.cnn.co.jp)
写真(サイバー攻撃実験で白煙を出す発電装置。米国土安全保障省の提供映像より)
URLリンク(www.cnn.co.jp)