07/09/29 12:48:54 株 0 BE:12624825-PLT(42555)
東京都北区の総合病院「東十条病院」(馬場操院長、350床)が医師の確保ができなくなったとして、
27日に突然、新規の患者や救急搬送の受け入れを休止していたことがわかった。
同病院は10月31日を最後に全科で診療をやめるとしている。
同病院の常勤医は9割が日本大学医学部の派遣医師で、
病院側は「日大が医師を引き揚げてしまったため、運営が困難になった」と説明している。
多くの民間病院が大学の医学部に人材供給を頼る一方、大学側の医師不足が深刻化する中で起きた異常事態に、
医療関係者は大きな衝撃を受けている。
東十条病院は医療法人社団りんご会が1991年6月に開業した。
地上7階、地下2階建てで、内科、外科、整形外科、産婦人科、小児科など16の診療科があり、
北区内では最もベッド数が多い。
毎月の外来患者は1万5000人程度に上り、都の災害拠点病院にも指定されている。
同病院は27日、「常勤医師を確保することが難しくなり、このままでは患者さまに十分な対応ができない」
とする張り紙を玄関前に掲示した。
新患はこの日から受け付けず、10月31日を最後に全科で診療をやめるという内容で、
通院患者に対しては、別の張り紙で、今後は他の病院に紹介するための診察しかできないと告知した。
一方、現在61人いる入院患者については、全員分の転院先を確保したとしている。
患者や家族の間で騒ぎになり、区からの連絡で初めて事態を知った都は28日、医療安全課の職員を病院に派遣、事情を聞いた。
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