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・名古屋場所前の稽古中に急死した元序ノ口力士、時太山=当時(17)、本名・斉藤俊=が
時津風親方(57、元小結双津竜)や兄弟子からビール瓶や金属バットで殴った集団リンチ
事件は、親方や兄弟子の廃業といった前代未聞の事態も避けられない情勢となっている。
兄弟子とともに激しい暴行の事実を認めた時津風親方は、不世出の名横綱・双葉山が
興した時津風一門を率いる大親方として各界に君臨。現役時代は「ぞうさん」の愛称で、
体重170キロの巨体と、おっとりした性格が親しまれていた。
その人柄やまじめさは角界でも定評があり、部屋付き年寄りに過ぎなかった2002年、
先代時津風親方の定年に際し、直々に後継指名されたという逸話を持つ。
近隣住民の評判もすこぶる良く、近所の自営業男性(56)は「とてもそんなトラブルを
起こす性格とは思えない。朝青龍が出げいこで、所属する豊ノ島をブン投げたときも、
『若手を壊して恐怖感を与えることしか考えていない』と激怒したほど力士思いだよ。
何とかモノにしたという思いが裏目に出てしまったのでは」と同情した。
一方で、時津風部屋に近い関係者は「どんな“事情”があったにせよ、あれは、逃げ出した
弟子を力ずくで連れ戻した揚げ句のリンチ殺人」と一喝する。時太山は何度か脱出を
試みたことがあったが、「一般的に“かわいがり”などの荒けいこは『しごき役』と『褒め役』が
いるが、時津風の場合、徹底的にシゴきあげた揚げ句、誰もフォローしなかった。たった
1人の序の口力士だった時太山が、11人もの先輩力士を相手にするはしんどすぎた」とし、
指導上の問題を厳しく指摘した。
親方らが正式に立件された場合、協会にとって朝青龍騒動など比にならない大激震となるのは
必至。ある相撲ジャーナリストは「朝青龍にあれだけ厳しい処分を下した手前、中途半端な
処罰で済ますことはできない。簡単には結論は出ないが、部屋の閉鎖はありえないでしょう。
ただ、親方や暴行を加えた兄弟子は、逮捕の時点で即廃業。部屋は、一門の中で引き
継がれるのでは」とみる。(一部略)
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