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神戸いじめ自殺事件 言うのもおぞましい報道次々
神戸市須磨区の私立滝川高校で3年生の男子生徒(当時18歳)が飛び降り自殺した事件は、
いじめを越えた凄まじい虐待・拷問の数々が報道されている。言うのもおぞましいほどの内容に、
2ちゃんねるでは数々のスレッドが立って大騒ぎだ。中には、加害者少年を暴露する書き込みもあり、
高校側が人権救済申し立てにまで言及する事態になっている。
●虐待・拷問ともいうべき凄惨ないじめ?
凄惨ないじめ事件に、いくつかの週刊誌も特集を組んだ
この事件は、男子生徒が2007年7月3日、「金を要求されたが払えない。
成績も下がり、死ぬしかない」という遺書を残して学校で飛び降り自殺したことから、
いじめの可能性が浮上した。滝川高校側は、
当初「いじめがあったとは認識していない」と説明していたが、
兵庫県警が9月17日、同級生のA少年(17)(同県西宮市)を恐喝未遂の疑いで
逮捕してから事態が進展。高校側も、生徒へのアンケートなどの再調査で
いじめの事実が分かったとして、21日に記者会見して謝罪した。
さらに、25日には、別の同級生のB少年(17)とC少年(18)(いずれも神戸市西区)が、
A少年と共謀したとして恐喝未遂の疑いで逮捕され、いじめを越えたヤクザまがいの
犯罪が明らかになってきた。自殺した男子生徒と少年3人は、
同じフットサル同好会のメンバーだった。
各紙が県警の調べとして報じたところによると、男子生徒と少年らは06年秋、
「パチ(ウソ)一つにつき、1人当たり1万円を払う」との罰ゲームを約束。
B、C少年は、男子生徒がウソをついたとして、A少年に命じて、07年春以降、
金を催促する携帯電話のメールを送りつけさせた。メールには6月下旬、
B、C少年の名前も書き入れ、「夏休みまでに(フットサル同好会の)メンバーに
3万円ずつ払え」と脅した。そして、払えなかった場合には、「2倍の金額を2学期に払わせるか、
退学にさせるか、登校拒否になるまでメンバーを勢ぞろいさせるかだ」などと迫った。
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