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妊婦たらい回し、5日後に胎児死亡
URLリンク(news.tbs.co.jp)
去年11月、都内の産婦人科医院が入院中の妊婦の転院先を探したにもかかわらず、10数か所の病院から受け入れを断られ、
3時間以上経って、ようやく受け入れられていたことが分かりました。妊婦は、5日後に胎児を死産しました。
東京・荒川区の産婦人科などによりますと、妊婦は、去年11月29日、妊娠22週目で、陣痛が強まったため、
未熟児を扱う新生児集中治療室がある病院への搬送が必要となりました。
産婦人科の院長は、都内の10数か所の病院に次々と受け入れを打診しましたが、空きのベッドがないことなどを理由に、
全て断られたということです。
結局、33時間以上経って、ようやく、川崎市内の病院に搬送が決まりましたが、妊婦は、この病院で5日後に胎児を死産しました。
受け入れを断った病院の中には、高度な治療が可能だとして、東京都が「周産期母子医療センター」に指定していた医療機関もあったということです。
「都としては、さらに本事例における病院選定などの事実を精査し検証してまいります。周産期母子医療センターに
一般医療機関で対応可能な分娩が集中し、負担が大きくなっていると考えております」(東京都 福祉保健局長)
この問題は、27日の都議会でも取り上げられました。東京都は、「死産と受け入れまでの時間経過とは無関係」としていますが、
産科医療の厳しい現状が、また浮き彫りとなりました。