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2007年09月27日15時40分
神戸大学は27日、付属病院内に美容外科の専門診療科を新設することを発表した。
国立大学で初めての試みだ。社会の高齢化に伴い、美容外科は若い女性だけでなく、
中高年の生活の質を高める医療として需要が高まっている。だが、今の医学教育の中で
学ぶ機会がほとんどなかった。神戸大は専門教育の場を設け、若い医師を育てるとともに、
老化と闘うアンチエージング医学の拠点作りを目指す。
10月1日に診療を始める。全年齢を診るが、主に中高年のしわやたるみ対策を対象にする。
容姿に自信を取り戻すことで、生活や心の張りも戻ってくるという報告があり、高齢者にとって
大きな意味を持つからだ。
現在、美容外科を志す人は、やけどの跡の修復などをする形成外科の経験を基に、
試行錯誤で技術や知識を身につけているのが実情だ。技術水準は個人差が大きく、
医療被害にもつながっているという指摘がある。
神戸大病院では、形成外科の専門医2人が専従し、若い研修医らを交えてチームで診療する。
医療保険の適用外で自費診療だが、まぶたの垂れ下がりなど、保険治療の対象と診断した場合は、
他の診療科に紹介する。
責任者の一瀬晃洋(いちのせ・あきひろ)・神戸大医学部講師は「診療だけでなく、
手術や処置の安全性、リスクと効果など、美容外科に関する適切な情報を社会に提供します」と話す。
初診は週3回で、電話予約が必要。問い合わせは神戸大病院へ。
(電話番号を削除)
URLリンク(www.asahi.com)