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★県内でも親の理不尽要求 県議会予特委で事例紹介
県教委 『線引き難しい』
・「親同士の不仲を理由に、児童のクラス替えを要求する」-。学校に無理難題を言う保護者
「モンスターペアレント」が全国で社会問題化している中で、県内の教育現場に突きつけられた
理不尽な要求の一端が、二十五日の県議会九月定例会予算特別委員会で明らかになった。
(高橋淳)
委員会で挙がった事例では、クラス替えの要求のほか、子どもが石を投げて校舎のガラスを
割ったのに、学校に対して「そこに石があったのが悪い」と居直ったり、「家庭の夕食で子どもが
『いただきます』と言わないのは、学校が給食の時に教えないからだ」と抗議したりする親の例。
県教育委員会によると、子ども同士がささいなことでトラブルになり、一方の親が他方の親の
書面謝罪を学校側にしつこく要求する、というケースもあった。いずれも「最近の話」(小中学校課)と
いう。
県教委は「学校と保護者は一緒になって子どもの教育を考えていくのが当然で、理不尽かそうで
ないかの線引きは難しい」としており、各学校での事例の詳細や件数をとりまとめていない。
ただ、東野宗朗県教育長は委員会で「『事例が増えている』と多くの学校関係者から聞いている」と
明かし、二〇〇七年度の教員の六年目研修に、保護者対応の観点を追加したと説明した。
柴田巧委員(自民)は「社会風潮か、自己中心的な若い親が増えている。先生が本来の仕事以外に
時間を割かなければならず、教育現場は支障を来している」と指摘し、対策を求めた。
中日新聞
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