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★『署名なし死刑執行を』 鳩山法相、辞職後会見で
・鳩山邦夫法相は二十五日、内閣総辞職後の記者会見で、死刑執行について「法相が
絡まなくても、自動的に客観的に進むような方法を考えてはどうか」と述べ、法相の
署名がなくても執行できるように制度を変更すべきとの考えを示した。
鳩山法相は「判決確定後六カ月以内に法相が執行を命令しなくてはならないという法律は
守られるべきだ。しかし、誰も死刑執行の署名をしたいとは思わず、法相に責任をおっかぶせる
形ではない方法がないかと思う」と語った。
刑の執行は通常、検察官が指揮するが、死刑は「重大性を考慮し特に慎重を期する
必要がある」とされているため、法相の命令が必要。法務省刑事局などが裁判記録を
精査したり死刑囚の精神状態を検討したりするなど慎重な手続きを踏んだ上で、法相に
署名するよう求めている。
鳩山法相は会見で「わが国は三審制を採用し、最高裁裁判官の国民審査制度もある」と
指摘。今回の提案は、日本の司法制度に対する信頼が前提にあるとしている。
法相就任後の会見で「検討する」としていた刑を執行された死刑囚の氏名公表については
「(死刑囚の)遺族の問題やほかの死刑囚の心情の問題があるので、公表する考えはない」
と述べた。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
・鳩山法相は「私の問題提起」としたうえで「ベルトコンベヤーって言っちゃいけないが、乱数表か
分からないが、客観性のある何かで事柄が自動的に進んでいけば次は誰かという議論には
ならない」と発言。「だれだって判子ついて死刑執行したいと思わない」「大臣の死生観によって
影響を受ける」として、法相の信条により死刑が執行されない場合がある現在の制度に
疑問を呈した。(抜粋)
URLリンク(www.asahi.com)
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