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・9月19日に行われた小林一美被告人の裁判傍聴記。罪名は脅迫、威力業務妨害。
今年2月、会社員だった小林一美(当時45)が、家族問題などに詳しい評論家の池内ひろ美さんを
脅迫し、講演を中止させたなどして逮捕、起訴された事件ですね。調べでは小林は池内さんが昨年
12月20日名古屋市内の文化センターで講演することを把握し、同日午前2時頃、自宅のパソコン
から2ちゃんねるに「一気にかたをつけるには文化センターを血で染めあげることです」などと
書き込んで、池内を脅迫、講演を中止させた。
調べに対し、小林は、池内さんのブログの内容について、「批判されているのに謝罪しないで、困らせて
やろうと思った」と話したと報じられている。池内さんのブログは昨年10月19日の日記でトヨタ自動車の
期間従業員とのやりとりを書いて、「職業差別だ」などのコメントが殺到し、炎上状態だった。
まずは、4月27日に行われた初公判。被告人は罪状認否で、
被告人「書き込みをしたのは事実ですし、書き込みが元で講演が中止なったことは大変申し訳なかったと
思います。しかし、池内ひろ美さんの生命、身体に危害を加えるつもりはありませんでした。中日文化
センターで行われる講座を妨害するつもりはありませんでした」
弁護人「事実関係は認めますが、書き込み自体に実行行為性がない、と。威力業務妨害の意志もない。
よって、無罪を主張します」
検察官の冒頭陳述には「教室に灯油をぶちまき、火をつければあっさり終了」とか「ババァとの遊びは
終わり。本気でつぶしますので」「これは犯罪予告だ」などの書き込みもしていたとのこと。うーん、
十分、脅迫や威力業務妨害に該当するような気分。とにかく、この手の裁判で無罪主張は初めて見ました。
そして、9月19日の公判。
被告人の支援者が証人として出廷。「書き込みは脅迫に当たらないと思った」「匿名の誰かとのやり取りの
中で出てきた書き込みで、池内さんが勝手に(講演の)仕事休んで業務妨害と言われても。批判的な
意見にならざるを得ません」などの証言をしていました。次は被告人質問。まずは弁護人から。(>>2-3へ)
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