07/09/26 06:41:46 0
神戸市須磨区の私立高校で7月に自殺した3年の男子生徒(当時18歳)が同
級生らから金を要求されていた事件で、逮捕された少年らから生徒に送られた
メールの全容が25日、わかった。「金を払わなかったら退学させる」「リン
チされるぞ」などという脅し文句も含まれていた。
県警は、恐喝未遂容疑でこの日逮捕した同校3年の少年2人(17歳と18歳)
と、最初に逮捕した少年(17)のうち、だれが文面を考えたかなどについて
追及する。
調べなどでは、生徒への恐喝メールは6月下旬に集中していた。「夏休みまで
に(生徒や少年らが入っていたフットサルチームの)メンバーに3万円ずつ払
え」と送信した後に、「(払わなかったら、自分たちの)選択肢は、2倍の金
額を2学期に払わせるか、退学にさせるか」などと脅迫していた。
さらに、生徒が怖がっていた同学年のグループの名を挙げ、「あいつらからリ
ンチされるぞ」と送信したほか、「もう40万円たまっている」「ほかのメン
バーに10万円ずつ払うのなら、おれには5万円でいい」などと繰り返したと
いう。
生徒は7月2日、携帯電話のメールアドレスを変更し、翌3日、「金が払えな
い。死ぬしかない」などと書いた遺書を残し、飛び降り自殺した。
同校の校長は記者会見し、「さらに2人逮捕されたことに衝撃を受けている。
(生徒や保護者に)申し訳なく思っている」と謝罪。うち1人が学校の調査に
関与を否定していたことから、「調査が甘かった」とし、25日から再調査を
始めたことを明らかにした。
一方、先に逮捕された少年の弁護人は同日、「少年に恐喝の意思はなく、慎重
な捜査を求める」とした上申書を神戸地検に提出した。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)