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2007年09月25日
神戸市須磨区の私立高校で7月に飛び降り自殺した3年生の男子生徒(当時18)が同級生らから
現金を要求されていた事件で、恐喝未遂容疑で逮捕された少年(17)=兵庫県西宮市=と共謀して
金を脅し取ろうとしたとして、県警は25日、同容疑で別の同級生2人の逮捕状をとり、取り調べを始めた。
容疑が固まり次第、逮捕する方針。2人は学校の調査に対し、金の要求に関与していたことを認めている。
2人は、ともに神戸市西区に住む17歳と18歳。自殺した生徒や今月17日に逮捕された少年と同じクラスで、
フットサル同好会の仲間。県警はさらに、もう1人のフットサル仲間の同級生からも任意で事情を聴いている。
県警少年捜査課などの調べでは、生徒は昨年秋、少年らと「うそをついたら、1回につき1人ずつに1万円を払う」
との罰ゲームを約束。今春以降、最初に逮捕された少年が、うそをついたとして生徒に再三にわたって携帯電話の
メールで金を要求。「罰金」は40万~50万円に膨らんでいたという。
2人は6月下旬、少年に、自分たちの名前を督促メールに入れるよう依頼し、文面も相談。「現金を払わなければ
何をされるかわからんで」などと送信させ、金を脅し取ろうとした疑いが持たれている。2人は少年に「おれの(取り分)は
なんぼやと聞いて」などと頼んでいたという。
初めに逮捕された少年は「2人に集金するよう頼まれてメールを送った」などと供述。県警は、依頼された日時や
場所などを詳細に聞きだした結果、「3人に謀議があった」と認定した。県警幹部は「いじめがエスカレートして
犯罪の領域に達していた」としている。
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