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★舛添厚労相、冬柴国交相らの再任固まる
自民党の福田康夫総裁(71)は25日、臨時国会での首相指名を受け、新内閣を発足させる。
舛添要一厚生労働相や公明党の冬柴鉄三国土交通相らの再任が固まった。国会開会中の
ため多くの閣僚は再任の見通し。官房長官が焦点となる。一方、24日の自民党役員人事で
福田氏は、幹事長に伊吹文明文部科学相(69)、政調会長に谷垣禎一元財務相(62)の起用を
決めた。二階俊博総務会長(68)は再任、選挙対策総局長を3役と同格の選挙対策委員長に
格上げさせ、古賀誠元幹事長(67)を起用した。
焦点の官房長官に関しては、福田氏の出身派閥である町村派から与謝野馨官房長官を交代
すべきだとの圧力が強まっている。総裁選で197票を獲得、善戦した麻生太郎前幹事長について
は、来年7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)をにらみ外相や副総理兼環境相などで
処遇したい方針だが、麻生氏はどのポストも受けない方針だ。
一方、事務担当の官房副長官には、二橋正弘・自治総合センター理事長(65)の起用が
固まった。二橋氏は元自治事務次官で、福田氏が官房長官を務めていた平成15年9月から
官房副長官を務めた経験があり、再登板は異例のことだ。的場順三副長官(73)は退任する。
自民党役員人事では、大島理森国対委員長(61)と細田博之幹事長代理(63)は再任。
選対委員長も含めた「四役」に派閥の領袖を配置したことで、党執行部は「重厚な布陣」(福田氏)
になった。ただ、福田氏は当初、古賀氏に総務会長を提示したが、古賀氏が「自分は選対責任者
が適任だ」と強く求め、福田氏も受け入れるという異例の展開となった。
四役はそろって記者会見し、伊吹氏は「『チーム自民党』として危機管理を徹底しながら、党の
信頼回復に努めたい」と強調。古賀氏は「選挙に勝つ態勢をどう整えていくか、大変重い仕事だ」
と述べた。
新執行部の発足を受け、自民、公明両党は幹事長、政調会長による政権協議に入った。
70~74歳の高齢者医療窓口負担や政治資金収支報告書への領収証添付をめぐって夜まで
協議を続けた。
9月24日20時53分配信 産経新聞
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