07/09/23 16:49:24 TLgxRpZ50
世界一の幸せ者でした・・・。
なんて優しい言葉なんだろうね。
自分を取り巻く人たちを肯定するこの最初の一文を記すため、
彼はきっと何度も考え抜いたんだと思うよ。
これは想像に過ぎないんだけど、
彼は逃げ出すために自殺したんじゃないと思う。
日々エスカレートするいじめ。
それが彼を取り巻く、愛すべき人にまで広がりつつあることを憂慮し、
食い止めるために、自ら死を選ばざるを得なかったのかもしれない。
彼と共に晒しの対象となりながらも、決して逃げなかった彼女。
彼は毎日、遺書を手放さずに登校していたんだろうね。
悪夢のような一日が、また今日もはじまることをわかっていながら
それでも逃げることなく学校に足を運んでいた。
地獄のような日々の中でも、ぎりぎりで持ちこたえていたのは、
家族と、そして彼女の存在があったからだと思う。
なのに、彼は自ら命を絶ってしまった。
絶望が臨界点を超えたあの日、何があったのか?
涙が止まらないよ。
彼の無念が晴れるよう、これからも祈り続ける。